手続き上は、12月31日の23:59までの寄附(ふるさと納税)が、その年の控除の対象になると言われています。

しかし、実際には、寄附先である自治体は行政機関ですから、大晦日である12月31日は稼働していないことが多いのです。
「寄附」の完了は、自治体が寄附金を受取っていないといけません。
そう考えると、実際には12月28日ぐらいを締め切りと考えたほうが良いようにも思えます。
この点について、何か明確な答えはないものかと探してみたところ、ふるさと納税サイト「さとふる

こちら >> 年末年始の営業に関するお知らせ | さとふる

この文書によると、「寄附の納付日」とは「入金が確定した日付」のことであり、なおかつ、それは支払い方法により異なるということです。
・コンビニ支払い ⇒ 入金手続きが完了した日付が「寄附の納付日」
・ペイジー支払い ⇒ 入金手続きが完了した日付が「寄附の納付日」
・クレジットカード支払い
⇒ 「さとふる」で寄附申込み手続きが完了した日付
ここで、注目すべきは「クレジットカード支払い」です。

その他の支払いが「入金」ベースであるのに対し、クレジットカード支払いは「申込み」ベースとなっています。
そしてさらに、文書は以下のように続きます。
2018年12月31日中に寄付の申込を確定するボタンを押下頂ければ、「さとふる」へのアクセス集中によりクレジットカード決済の処理完了が翌0時以降にずれこんでも、地方自治体への寄付の納付日は2018年12月31日となります。
これは素晴らしいです。
どのサイトでも一緒なのでしょうか。
ということで、「楽天ふるさと納税」を見てみたところ、『お礼の品選び方ガイド』の中に「年末のふるさと納税の注意点」という文書を見つけました。
こちら >> 年末のふるさと納税の注意点|楽天ふるさと納税
ここでは、クレジットカード決済については以下のように綴られています。
■ クレジットカードをご利用の場合
お支払い手続き後、カード会社のオーソリゼーションを通過した時点で手続き完了。
※ご使用のカードがオーソリゼーションを通らなかった場合、寄付のお申込みは無効となります。
楽天ふるさと納税の場合は、あくまでも
「カード会社での決済 = 寄附の完了」
ということのようです。
もちろん、こちらが普通なのですが・・・。
つまり、年末のふるさと納税で
12月31日 23:59ぎりぎりまで寄附(ふるさと納税)を行いたいのなら、
@ 「さとふる」で
A 「クレジットカード支払い」で
申し込むのがベスト
ということになります。
